1948-07-03 第2回国会 衆議院 不当財産取引調査特別委員会 第41号
○明禮委員 五月十四、五日ごろ檢察廳から手入れがあつて、事務所の裏の水桶から亞鉛地金二トン半というものが出ておりますが……。
○明禮委員 五月十四、五日ごろ檢察廳から手入れがあつて、事務所の裏の水桶から亞鉛地金二トン半というものが出ておりますが……。
○佐藤證人 あつた場所が今の亞鉛地金が、私どもはこう調べている。船台上の捜索をしました。船台の東側は道路になつており、道路と船台との中間の空地及び北側空地には解隠した船台及び鉄屑などが小山のように積み上げてあつて、道路から船台は見えない。鉄板、鉄屑等の間をようやくにして上り、第三船台に据えつけられた建造中中止となつた小型駆逐艦上に行つた。
○明禮委員 あつちへ隠しこつちへ隠ししたのではなく初から隠していたものが、水槽から亞鉛地金が二トン半横井戸から亞鉛地金七トン、二十七工場の地下防空穴から鉛地金三トンが出ておりますね。
ところが不幸にしてそのS・S・Kの構内、しかも事務所の地域から出ております防火用の水溜が二箇所、そのうち一箇所摘発いたしましたところが、亞鉛バラストが五百四個、亞鉛地金が三百八十四枚、電氣銅が百四十枚、故銅の地金が二百九十三箇、鉛バラストが四百三十七箇、亞鉛バラストが九十六箇、これらが出たのであります。